自動販売機は飲料を買うものから募金をするものへ
今、自動販売機を取り巻く環境に変化が起きています。
自動販売機は、飲料を販売する役割だけではなく、募金をするツールとしての役割が注目を浴び全国に広がっています。
その先駆けとなったのが赤い羽根共同募金を支援する「ハートフルベンダー」(次頁に紹介)です。ハートフルベンダーは、自動販売機の概念を大きく変えました。ハートフルベンダーは、誰でも、手軽に気軽に身軽に、チャリティーに参加できる「募金箱」として、その理念に「共感」された方々の善意の輪により広まっていったのです。ハートフルベンダーに代表される「チャリティー型自動販売機」は、設置先様、利用者様、メーカー様、そして管理業者である自動販売機オペレーターの全てが理念に「共感」することで成り立ちます。私達業者が売上の一部をチャリティーに寄付するだけでは、それは単なる「販促活動」でしかないとも言えます。
そして何より、チャリティー型自動販売機の最も優れている点は、私達一人一人が、飲料を自動販売機で買うという極々日常的な行動をするだけで、「困っている人の役に立っている」という、小さいけれども、とっても温かい心の満足を実感できる点なのです。
自動販売機を利用した各種支援は無限です!
自動販売機というツールを活用する事により、それぞれの目的に合った支援を「誰でも継続的」に実施する事が可能になりました。次でご紹介するチャリティー型自動販売機はその一部です。設置先様の善意があれば、何でも可能となります。今後、全国各地でどんなチャリティー型自動販売機が登場するか楽しみです!
なぜ、ボランティア?
私達はハーフルベンダーを始めるにあたり、単に自販機を設置する事だけを目的にするのではなく、営業マンの一人一人が、認定NPO法人ハートフル
福祉募金様が掲げる理念に賛同したボランティアとして、一台でも多くのハートフルベンダーを、広く社会に普及させる事を目的としています。
そこで、福祉の現場を肌身で感じるため、実際に赤い羽根共同募金様からの補助金を活用している福祉施設にボランティアとして参加させて頂き、実体験する事から始めました。
いざ希望の家へ!
長岡市にある福祉施設「希望の家」へお伺いしました。この施設では「仕事がしたい」「友達を作りたい」という方々が集い、大手企業様の自動車部品のネジ入れや大手スーパー様のお菓子箱を作っていました。
ネジ入れは1個42銭、お菓子箱は1箱5円です。
やってみると大変です
早速早速、お手伝いです。
通所されている皆さんと一緒に作業をしましたが、実際に行ってみると、とても地道で細かい作業もあるので肩が凝ります。通所の皆さんからは「意外と大変でしょ!」と声をかけて
頂きましたが、全くその通りでした。休憩中は通所の皆さんと楽しく会話させて頂きました。
将来は「一般の会社で仕事をしたい」と笑顔で話されていたことが、印象に残りました。また、指導員の方からもお話しを伺うと、施設の運営費はすべて市からの補助金で賄っており、赤い羽根などの募金はとてもありがたく使わせてもらってるとのことでした。ちなみに募金でミシンを購入したそうです。
ボランティアを終えて・・・
私達の1日ボランティアが終わりました。
帰る際に通所者の一人に「募金活動がんばって下さい」と声をかけられました。とても重たい言葉でした。
私達は、今、自分に出来ることから、一歩ずつ踏む出すことにしました。
貴重な体験に感謝します。
エコキャップ
和光ベンディングでは、世界の子供たちにワクチンを届けるため、「エコキャップリサイクル」推進のお手伝いをしています。