代表挨拶
社長似顔絵

和光ベンディングの加藤です。
弊社は2013年に創立40周年の年度をむかえ、先日、記念パーティーを開催させて頂きました。一般的な創立記念イベントとは異なり、「感謝・感激・感動」をテーマに、たくさんのサプライズもあり、和気あいあいとした3時間があっという間に過ぎ去りました。お忙しい中、たくさんの方々にお集まり頂き、従業員、家族、取引先の皆様と、充実した楽しい時間を共有できました。本当に嬉しい限りであり、心から御礼申し上げます。

パーティーの企画演出の一つとして、過去の資料を整理しながら記念DVDも制作しました。過去の写真では、業務中の写真がほとんどなく、社員旅行か宴会の写真ばかりでした。この伝統も今に引き継がれております。
そんな中、創業当時の会社案内が出てきました。創業間もないので情報量としてはそれほど多くなく、ページにして4ページ程度です。その4ページの内、後半の半分は、いわゆる会社概要や商品案内、そして業務実績等が書かれていました。しかし、前半の半分は、弊社の経営理念である「社訓十ヶ条」と、それに関連した代表の挨拶が掲載されていました。今でこそ、理念、ビジョン、ミッション等を重視し、理念経営、人徳経営を提唱する企業が多くありますが、創業まもない地方の零細企業で、会社案内の半分を理念に、つまり、会社の大切なものは何かと問われて“理念”を第一に挙げる企業は本当に少なかったのではないかと思います。和光ベンディングの理念経営は、企業としてまだまだ幼いヨチヨチ歩きの頃から、その原点があったのだと思うと誇りに思えます。そして、この「社訓十ヶ条」の生まれた経緯についても、このホームページ内で掲載しておりますので、ぜひ、御一読頂けると嬉しいです。

商売をやっていると、理想と現実のギャップの中で苦しむ事が多々あります。真理を現実のものにするためには、相当な時間と労力が必要であり、それを支え続けるには確固たる信念が必要なのかもしれません。いや、現実を見てしまえば、一見、理念を捨てたような考え方や行動を選択しなければならない事も数多くあるでしょう。ただ、たとえそうであったとしても、自分自身が納得できる生き方を実践する場として「会社」というものを捉えた時に、自ずとどのように仕事を全うするのか答えは見えてくるものだと思います。また、大切な従業員の皆さんが悔いなき人生をおくるためには、その人生の大半を占める会社という場を、真理が現実となるような、希望が持てるような場にしていきたいと思っています。

平成二十五年七月一日
加藤克己

経営理念:社訓十ケ条

 和光とは調和を保ち光明面のみを見つめる事で名付ける。我々は何故働くのか、食する為のみではない。企業を通じ人類を地域社会をより豊かに築き人々に幸せと喜びを与える事である。それは義務や権利からではない。人としてやらねばならぬ力強い使命感からである。

社訓十か条 一
企業とは、世の中が何を望み何を求めているかを絶えず考え続けなければならない。それはいくら儲かるかという事のみではない。社会性という意味である。
社訓十か条 二
企業を造る原動力とは、必要なものを得るためには、絶対に諦めない事である。『諦めない限り可能性は残る』のである。相手のせいではない。事にあたって『だめだ』と自分が諦めた時可能性は消える。断念してはいけない。それは解決の方法に気がつかないと言う事である。
社訓十か条 三
企業には戦術や戦略が必要である。より必要な事は正しい戦術や戦略を生み出す自分自身の『心』である。よって己自身の『心』を高める事に尽きる。ここに言う『心』とは一つ一つの真理の集約である。
社訓十か条 四
企業とは、利益を確保しなければならない。尊い人材と物を与えられそれを生かせず、利益を上げる事が出来ない企業は社会的に罪悪である。企業が失敗した場合従業員及びその家族、取引関係に及ぼす影響は甚大である。
社訓十か条 五
企業とは、人材が適材適所でなければならない。それは人それぞれを『生かす』と言う事である。尚各々が各々の立場で『ふさわしい』と認められるようになる事が大切である。
社訓十か条 六
企業とは、必要に応じ組織化を考えなければならない。組織とは『凡人をして非凡ならしめるもの』である。組織とは、中心と秩序を重んじなければならない。大きくは宇宙も、小さくは分子や光子も中心と秩序によって存在している。そこに自然の理がある。
社訓十か条 七
『はい』は自由の代名詞である。事や物に囚われて自分自身を縛り自由を失っている。『はい』と答えた時、囚われていた心が解け、そこに自由が開ける。
社訓十か条 八
本来人には、無限の能力が秘められている。一見能力が無い様に見える人も、無いのではない。現れていないのである。現す事である。
社訓十か条 九
全ての事柄において自分一人の力で出来る事は何もないのである。周囲の物と事と人との環境と協力によって出来上がっている事を忘れないで常に感謝の念を深める事が大切である。『感謝は幸福と繁栄のこやし』である。
社訓十か条 十
『争いの中に繁栄はない。』問題があると観えたときは憎む必要も、恨む必要も、責める必要もない。一切の対立感情を捨て、虚心坦懐にしてそのままの心になった時、正しい答が観えてくる。

 以上の考えを持って経営する企業は利益を得る資格を有する。その利益を持って明日の拡大を図りそこに働く人々にそして社会に還元し又おのずと還元されるのである。そこに永遠の繁栄がある。

昭和五十二年十二月十一日 記す
株式会社和光ベンディング
代表取締役 加藤健一

ビジョン:和光の誓い
ビジョン:和光の誓い
コーポレートカラー

“和光の誓い”は和光のコーポレートカラーで表現されています。

第一条は“緑”です。

緑は、植物の色であり、安心、安全をイメージさせます。人との関わり合いの中から、私達は「心友」をたくさん作る事で、より豊かな人生を送る事ができます。

第二条は“黄”です。

黄は黄金、太陽の色であり、輝ける未来をイメージさせます。私達は、自分自身の事だけでなく、未来の子供達、すなわち未来のために、今、何をすべきかと考える事で、自分の使命・役割というものを認識できます。

第三条は“赤”です。

赤は血の色であり、熱い情熱をイメージさせます。過去でも未来でもなく、今を受け入れ、この瞬間に完全燃焼していれば、悔いのない人生を送る事ができます。

和光ベンディングロゴマーク

以上のように、和光のコーポレートカラーには意味があるのですが、実は、他にも意味があります。それは「福禄寿」です。福禄寿というと七福神の一人と思われますが、実は、元々は中国の道教の三人の神の事です。福神、禄神、寿神の事で、この三人は三位一体であり福禄寿とされます。

すなわち、この3つが人生の全ての願望を表しているのです。

“福”とは、幸福全般の事ではなく、実の子に恵まれる事、つまり、子孫繁栄を意味しています。未来を象徴していると言って良いでしょう。色は“黄”です。

“禄”とは、富を表しますが、これは単なる財産だけではなく、地位や名誉といった、人生における様々な富の総称です。そう考えると、富とは「人との縁」から生まれると言って良いでしょう。色は、漢字も似ている所から“緑”です。

“寿”とは、長寿を表しますが、単なる長生きではなく、健康で長生きする事です。心も体も健康に生きるという事です。まさに“生”であり“命(いのち)”です。そういう生き方をするためには、当然、自分自身の“命(めい)”、つまり使命を知る必要があります。
色は命の色、赤です。

ミッション
自販機事業のミッション

地域NO.1オペレーターとして先導的精神を持ち、
ファンづくりによりお客様の心友となり、
想像力 ( Imagination )でお客様の潜在的ニーズを発掘し、
創造力 ( Creation )で最適な自販機環境を企画提案し、
自販機ドクターとして、お客様に感謝・感激・感動を贈り、
自販機業界の次世代を切り開く。

和光の企業文化
和光の企業文化の5大原則

1  市場に全ての答えがある

和光は顧客に奉仕し、顧客を感謝・感激・感動させ、それによってミッションを実現しなければならない。企業の成功は、何よりも顧客との関係の成功によってもたらされるのであり、それ以外にはあり得ない。顧客の潜在的ニーズを掘り起し、ファンづくりによって、自らが顧客の分身になるのである。

2  自販機ドクターである

和光は自販機ドクターである。最適な自販機環境を創造する事が、和光の最大の強みであり「使命」である。個客別マーケティングによって自販機環境を最適化し、顧客の満足度を期待以上に高める事である。それは、日本一のローコストオペレーションであり、優れたマーケティングスキルであり、斬新な企画提案力であり、誠実で情熱を持ったマンパワーである。

3  先導的精神を持つ

自分で考え、自分で決めて、自分で行動する。社員全員が精神的に自立する。もちろん、組織内での報連相提は重要だが、判断と責任を他人に委ねない。各自がプロフェッショナルである意識と自信を持って前向きに行動する。特に幹部がこの精神を貫き、自身の能力を高める事によってのみ、企業の足腰が強化される。

4  イキイキ企業である

業績の75%はIQではなくEQによってもたらされる。つまり、知識や技術といったものではなく、人間の感情や情熱から生まれるエネルギーによってである。前向きで向上心を持った従業員が、お互いを尊重し合うチームワークをもって組織された時に成功や幸福がもたらされる。そのためには、「何のために働くのか」に対する自分自身の答えと会社の理念が同じベクトルを持たなければならない。

5  戦略的なビジョンを見失わない

どの立場で仕事をしている従業員も、会社のミッションを実現するために、全体の中で自分が何をしなければならないか、自分には何ができるのかを常に認識する必要がある。その事によって、企業には成功が、個人には幸福がもたらされる。企業の成功を測る尺度は、顧客満足度と従業員満足度、そして利益目標の達成である。

モットー

和光のモットー「ありがとう。 ありがとう ありがとう」

和光ベンディングのモットーは三つの“ありがとう”です。

ありがとう

最初のありがとうはお客様へのありがとうです。
和光ベンディングは、「会社」というコミュニティです。会社というコミュニティで私達はつながっています。何故、このコミュニティに参加しているのかと言えば、第一義では「生活のため」です。ここで生活の糧となる所得を得るために働いています。その源は何かと言うと、お客様から頂いた貴重なお金です。お客様がいらっしゃらなければ、会社が存続する事はできず、私達の生活基盤は築けません。ですから、何をおいても「お客様」に感謝しなければなりません。でも、決してお客様は「神様」ではありません。私達にとってお客様は「心友」です。ただ親しいだけの「親友」ではなく、心が通じる「心友」になりたいと思っています。

そのためには、一に感謝、二に感謝、三にも四にも五にも感謝だと思っています。
忙しくなると、様々な事で「イライラ」する事があります。その時に「ありがとう」という言葉を思い出して、普段「当たり前」に思っていること、「お客様がいらっしゃる」「仕事がある」「元気で働ける」という事がどれだけ「有り難い」ことなのかを思い出し、感謝を忘れないで仕事をしようという強い「決意と覚悟」の「ありがとう」が一番目のありがとうです。

でも、それだけでは、会社というコミュニティは所得を得るためだけの場であって、そこで働く従業員は、それだけの関係となってしまいます。ですから、二番目、三番目のありがとうが必要になるのです。会社で働く目的は第一義としてはお金です。でも、それ以外に働く目的を見出した人は、きっと人生が充実して、満足できる一生をおくれるのだろうと思っています。

そのために、二番目、三番目のありがとうが必要になるのです。
二番目、三番目のありがとうは、共通のありがとうではありません。従業員それぞれのありがとうです。ですから「。」が入って、一旦区切っているのです。
例えば、「両親へのありがとう」「子供へのありがとう」「同僚へのありがとう」「仲間へのありがとう」「地域へのありがとう」「国へのありがとう」「過去へのありがとう」「未来へのありがとう」・・・、人それぞれ違いますし無限にあります。

私達和光ベンディングの一人一人は、この三つの「ありがとう」を心に刻んで傍楽(はたら)いています。

環境方針
自販機事業を通して子供達の未来を考えます
基本理念
株式会社和光ベンディングは自販機事業を通して
行動方針
現状の改善
未来の創造
目標の達成
行動Map
自販機に愛をこめて